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2021年4月19日 | 537views
ブランド ANCAM
ギア名 FIRE WHILE
評価

ガレージブランド ANCAM(アナキャン )の焚き火台、FIRE WHILE(ファイヤーウィール)です。5枚のプレートを組み合わせると聖火台のように組み上がります。追加プレートを購入すれば6枚まで連結可。より大きな焚き火スペースを作り出すことができます。

ふもとっぱらがある静岡県富士宮市の自動車の金属部品を製造している会社の方がキャンプ好きで、その技術を生かして作られたという品物です。そのため、ぐっと引き寄せられるデザインだけでなく、機能や品質も素晴らしいです。

この焚き火台の魅力をいくつか紹介いたします。

①燃焼効率
各プレートの下部に星形の穴が空いています。この穴のお陰で、下から空気が取り込まれるので、すごい勢いで燃え上がります。山型に薪をたっぷりくべた場合、とてつもない火柱が見られます。特にプレート6枚づかいで紅葉樹を大量にくべた場合、まるでキャンプファイヤーのようです。後述しますが、耐久性も素晴らしいので、強気で薪を重ねられます。

②耐久性
各ステンレスプレートが湾曲していることと、1ミリという厚みをもたせていることで、非常に耐久性があります。1年以上、それなりのペースで使用していますが、一切歪みなどは出ていません。

③携行性
耐久性をとると普通重くなります。もちろんピコグリルなどの焚き火台や、ミニマムサイズのものには敵いませんが、耐久性とのバランスが黄金比な気がします。

これらの良さをバランスよく持ち合わせているうえこのデザイン。日本のものづくりのレベルの高さを感じる…そんなギアです。お値段は税込3万円弱と、決して安くはないですが、満足度を考えれば…
ぜひプレート6枚づかいで使っていただいたいと考えております。

気になった点

穴が空いているので、熾火状態になった頃に燃えかすが地面に落ちます。芝の上で使う時はスパッタシートなどが必要です。

お気に入りポイント

美しいデザインが特に気に入っています。プレートを連結した最後に、ANCAMのロゴ入りの鍵パーツで固定します。その鍵パーツまで凝ったデザインになっています。

このレビューを書いたキャンパー

CAMPIC編集部

これまでCAMPIC(https://campic.net/)で投稿してくださったギアレビューは、編集部名義で投稿させていただいております。

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